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統一選の投票を促す啓発動画とコースター型投票済証=兵庫県庁
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統一選の投票を促す啓発動画とコースター型投票済証=兵庫県庁

 統一地方選の兵庫県議選(31日告示、4月9日投開票)で、県選挙管理委員会は、これまで投票率が低迷してきた10、20代を照準に啓発活動を展開する。県内の高校生による初の啓発動画を制作。各投票所には、県のマスコット「はばタン」をあしらった特製のコースター型投票済証も用意する。

 県選管によると、18歳選挙権の導入後に行われた2019年の前回は、県内全体の投票率が38・64%。うち18~19歳は23・49%、20~29歳で19・92%にとどまり、平均値を大きく下回ったという。

 若い有権者に同世代の目線で投票参加を呼びかけるため、龍野▽北須磨▽浜坂▽姫路女学院▽氷上西▽篠山産業▽佐用-の県内7高校と芸術文化観光専門職大学(豊岡市)が協力し、15秒間の啓発動画を作った。

 4月3日から、インスタグラムとユーチューブで若年層が見る際に広告として流れる。神戸・三宮の「さんきたアモーレ広場」や姫路、西宮市など計5カ所の街頭ビジョンでも放映される。

 コースター型投票済証は15万枚を用意。県選管の担当者は「SNS(交流サイト)でシェアしやすい形を考えた。投票の輪を広げる一助になってほしい」と話す。(金 旻革)

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