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 統一地方選前半の兵庫県議選と神戸市議選が31日、告示される。県議選では29日現在、立候補者数が定数以下にとどまり、無投票の可能性があるのは8選挙区の計9人。日本維新の会が前回2019年の2・5倍となる30選挙区で擁立を予定しており、無投票選挙区は前回の15選挙区からほぼ半減する見通しとなっている。

 県議選は今回から、いずれも定数1の豊岡市と美方郡が合区され、選挙区数は1減の38となる。新たな「豊岡市・美方郡選挙区」の定数は2で、県全体では86を維持する。29日現在、現職68人、元職5人、新人61人の計134人が立候補を予定している。

 現在、立候補予定者数が定数以下となっているのは、洲本市▽相生市▽たつの市・揖保郡▽赤穂市・赤穂郡・佐用郡▽西脇市・多可郡▽養父市・朝来市▽丹波市▽神崎郡。このうち、たつの市・揖保郡は定数2で、他の7選挙区は定数1となっている。

 無投票がこの8選挙区にとどまれば、同数だった2011年以来の1桁となり、全選挙区に占める割合は21・1%。前々回の15年は40選挙区のうち17選挙区(42・5%)、19年は39選挙区のうち15選挙区(38・5%)だった。

 定数に占める無投票当選者の割合は今回10・5%で、前回を約7ポイント下回る見込み。この割合は全国的に高まっており、前回統一選の道府県議選は過去最高の26・9%だった。

 一方、神戸市議選には99人が名乗りを上げている。定数は今回から4減の65となり、東灘区、北区、垂水区、西区で1ずつ減る。

 統一選前半は、既に告示されている9道府県知事選と6政令市長選のほか、兵庫県を含む41道府県議選、17政令市議選が実施される。投開票日はいずれも4月9日。(田中陽一)

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