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マスク姿の人々が目立つ三宮駅前=13日午後、神戸市中央区
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マスク姿の人々が目立つ三宮駅前=13日午後、神戸市中央区
三宮センター街を歩く買い物客をみると、着用している人の方が多かった=13日午前、神戸市中央区三宮町1
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三宮センター街を歩く買い物客をみると、着用している人の方が多かった=13日午前、神戸市中央区三宮町1
三宮センター街を歩く買い物客をみると、着用している人の方が多かった=13日午前、神戸市中央区三宮町1
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三宮センター街を歩く買い物客をみると、着用している人の方が多かった=13日午前、神戸市中央区三宮町1

 新型コロナウイルス対策として政府が推奨してきたマスクの着用が、13日から個人の判断に委ねられた。道行く人の着用状況は変わるのか。兵庫県内の神戸、西宮、豊岡市街で本紙記者がカウントすると、事前の予想通り大半は着用を続けていた。一方で、電車内や店舗、屋外など、場面によって周りを見ながら使い分ける姿もみられた。

「まだ不安」「距離を取れば大丈夫」ー神戸

 神戸市灘区に住む記者はこの日、午前8時15分に自宅を出た。駅まで歩いて約15分、途中で見かけた55人のうち14人(25・5%)がマスクなしだった。駅に着いてからマスクを取り出す人も数人いた。

 電車内は座席が埋まり、ドア付近に数人が立っていた。同じ車両の乗客59人のうちマスクをしていなかったのは2人(3・4%)だった。

 午前9時、神戸・元町の大丸神戸店前の交差点で100人を調べると、マスクなしは7人(7%)だった。着用する播磨町の男子大学生(19)は「まだ不安。しばらくは着けようかな」。マスクなしの同市中央区の自営業の女性(46)は「一定の距離を取っていれば大丈夫。皆さん、どのタイミングで外すつもりでしょうか」。

 買い物客でにぎわう神戸・三宮センター街でも午前11時から100人を調べたが、マスクなしは8人(8%)にとどまった。

 ただ午後1時50分ごろ、神戸・ハーバーランドの商業施設の周辺を通った100人をみると、17人(17%)がマスクをしておらず、時間帯や場所で着用状況が異なった。

「場所や状況に合わせて」ー西宮

 西宮市の阪神西宮駅前でも、午前9時50分から約15分間に通った145人で、非着用は9人(6・2%)と少なかった。

 マスクなしで歩いていた同市のアルバイト男性(19)は「久しぶりにマスクをせずに外出した。こんなに呼吸がしやすかったとは」と笑った。職場では着用を要請されているといい「当面は場所や状況に合わせて着けたり外したりする生活が続きそう」。

「顔見せに抵抗」「もう着けない」ー豊岡

 豊岡市の豊岡駅前では、午前9時半から約30分間に通った100人を調べたところ、12人(12%)がマスクなしだった。店舗の入り口で着ける人もいた。

 マスクを着けていた豊岡高1年の女子生徒(16)は「顔を見せるのに抵抗があり、まだ着けておきたい。周りの人が外し始めたら外そうかな」。マスクなしの女性(73)は「きょうからはもう着けないと思う。なかなかみんな外せないんだなと感じる」と話していた。

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