兵庫県は５日、新たに７６８４人が新型コロナウイルスに感染し、１８人の死亡を確認したと発表した。医療機関が通常の診療体制に戻った影響があるとみられ、新規感染者は前日の３３７９人から４３０５人増え、約２・３倍になった。１週間前の同じ曜日（１２月２９日）と比べると、６００人減った。

　新規感染者の発表自治体別の内訳は、神戸市＝１０９４人▽姫路市＝８７４人▽尼崎市＝３７６人▽西宮市＝６９８人▽明石市＝５２５人▽県所管分＝４１１７人。死者は神戸市＝５人▽姫路市＝１人▽尼崎市＝１人▽西宮市＝５人▽県所管分＝６人－だった。

　直近１週間の１日平均感染者数は４５３６・３人。５日午前０時時点の病床使用率は６０・７％、うち重症病床使用率は２０・４％だった。

　県の担当者は「学校などが始まれば感染がさらに広がる要因になり得る。基礎疾患などがない低リスクであれば自宅療養も選択肢にし、不安があれば電話相談窓口を活用してほしい」と呼びかけている。

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