兵庫県で28日に確認された新型コロナウイルス新規感染者は1万360人と、今年8月以来の1万人超えとなった。県は同日、発熱外来や入院の体制を強化し、最高レベルに引き上げた。新規感染者が1万人を数える中で年末年始を迎えるのは初めて。多くの医療機関が休診するが、インフルエンザ感染も心配される子どもたちへの対応などが課題になる。
10月中旬に流行「第8波」に入って以降、感染者数は緩やかに増加したが、12月中旬から感染拡大のスピードが上がった。28日時点で直近1週間の1日当たり平均感染者数は6921・4人になっている。
県は医療機関に受け入れ病床の拡大とともに、発熱外来の診療時間延長や休日診療を要請。年末年始に対応する医療機関を県ホームページで公開した。28日時点で、12月31日は県内155カ所、1月1日は117カ所が診療する予定だ。
県は重症化リスクの低い13~64歳が発熱した場合は、抗原検査キットでの自己検査と自主療養への協力も要請する。検査キットがない場合は、県ホームページから申し込めば届く。年末年始でも1日6千個を配送できる体制に強化した。
ただ、小学生以下は、インフルエンザ感染の恐れもあるため、医療機関の受診が基本になる。県立こども病院感染症内科部長の笠井正志医師は「これまでの年末年始と違い、子どもらに感染が広がっている。受け入れの態勢が本当に回るのか心配だ」と話す。
2年前の20年12月の感染者は1日150~200人で中心は若者だった。また昨年12月は多い日でも感染者は1日20人程度にとどまっていた。一方、今年の12月は10代以下の感染が多く、28日だけで10代の新規感染者は1457人、10歳未満は1213人に上った。
笠井医師によると、第6波は重症化する子どもが目立ち、第7波は子どものけいれんや脱水症状などによる救急搬送が多かった。今回の第8波はその両方がみられるといい、同病院が受け入れた小児は既に入院約40人、救急搬送約100人に達した。
第7波のピークだった今夏の盆期間も患者が殺到したといい、笠井医師は「この年末年始も覚悟し、病床拡大と救急体制の強化を準備しているが、一つの病院だけで受け入れるのは難しい。受診できないリスクを避けるためにもワクチン接種を検討してほしい」としている。
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