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明石市議会に出席した泉房穂市長=10月12日、明石市中崎1
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明石市議会に出席した泉房穂市長=10月12日、明石市中崎1
明石市政の評価について自由に記述してもらい、言葉の使用頻度や傾向などを人工知能(AI)技術で図示した
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明石市政の評価について自由に記述してもらい、言葉の使用頻度や傾向などを人工知能(AI)技術で図示した
泉房穂市長のツイッター発信について感じたことを記述してもらい、人工知能(AI)技術で図示した
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泉房穂市長のツイッター発信について感じたことを記述してもらい、人工知能(AI)技術で図示した

 来年4月の任期満了で、政治家引退の意向を示す兵庫県の泉房穂・明石市長の市政運営について、神戸新聞社の双方向型報道「スクープラボ」で意見を募ったところ、市長のツイッターをよく見ている人ほど評価が高く、引退を残念に思う傾向が強かった。

 泉氏の情報発信が、市政の好意的な受け止めにつながったとみられるが、「主張が一方的な面もあった」と批判する回答も相次いだ。

 泉氏は手厚い子育て支援策で全国的に注目され、ツイッターで情報を受け取るフォロワー数は、発信を始めて1年で約39万人に。ただ、物議を醸す投稿も少なくなく、引退表明につながったのも市議会議員に対する暴言だった。

 施策を巡る意見では「人口増を実現させた」「市民に寄り添っている」など評価する受け止めが多かった。とりわけ泉氏のツイッターを「毎日のように見ている」「時々見ている」という人はその傾向が強く、「あまり見ていない」「見たことがない」という人は見ている人よりも低かった。

 引退表明についても同様で、ツイッターを見ている人は「残念だ」とする割合が高く、見る頻度が下がるほど「やむを得ない」「当然だ」が増えた。

 性別では女性の方が施策を評価する割合が高く、年代別の傾向に大きな差はない。明石市内の在住者は、市外在住者よりも「あまり評価しない」「評価しない」がやや多かった。

 ツイッターを「毎日のように」、「時々」見る人の割合は居住地を問わずほぼ同じで、泉氏の発信が市外にも広く行き渡っていることがうかがえる。(統一選取材班)

   ◇◇◇

 調査は無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使って11月上旬に実施。兵庫県内を中心に850人(うち明石市在住は154人)から意見が寄せられました。なお、この意見募集は読者やユーザーの声を聞き取る目的で、無作為抽出の世論調査とは異なります。

■【特集ページ】泉・明石市政を考える

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