兵庫県教育委員会は１６日、国際的なスポーツの大会で活躍し県民に元気と勇気を与えたとして、フィギュアスケート女子の三原舞依選手（２３）＝神戸市須磨区出身、シスメックス、甲南大大学院▽フィギュアスケートペアの三浦璃来選手（２１）＝宝塚市出身、木下グループ▽サッカー日本代表の堂安律選手（２４）＝尼崎市出身、フライブルク－の兵庫ゆかりの３選手に感謝状を贈ると発表した。

　三原選手は神戸市立東須磨小２年で競技を始め、市立飛松中２年時に全国中学校大会優勝、県立芦屋高２年で全日本選手権３位、四大陸選手権制覇。今月のグランプリ（ＧＰ）ファイナルで初出場優勝を飾った。

　三浦選手は市立宝塚小、市立御殿山中、大阪府茨木市の向陽台高を経て中京大に在学中。木原龍一選手とのペアは「りくりゅう」の愛称で親しまれ、今月のＧＰファイナルで日本勢初の優勝を初出場で達成した。

　堂安選手は尼崎市立浦風小、市立小田南中（現小田中）から向陽台高へ。１６歳でプロデビューし、開催中のサッカーワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会では２得点を挙げ日本代表のベスト１６進出の原動力となった。（大橋凜太郎）