兵庫県内での新型コロナウイルスの「第8波」は、これまでの流行の傾向と明らかに異なっている。緩やかに拡大し、新規感染者は14日になって7656人と、第6波の最多6562人(2月10日)を超えた。年代別では10代と40代の感染が目立つ。インフルエンザとの同時流行はまだ見られないが、発生届の簡略化に伴い、届けずに表面化していない感染者もいるとみられ、年末年始を控え、注意が必要だ。
県内では第7波を経て、10月12日から感染拡大傾向に入った。第6波や第7波では新規感染者が急増し、発熱外来の逼迫を招いたが、今回はじわじわと増えてきた。第6波は流行の底から53日目、第7波は55日目にピークが確認されたが、今回は2カ月以上かかって第6波の最多を超えた。
10月12日~12月14日の新規感染者15万663人の年代をみると、10代が16・5%、40代が15・9%と高く、30代の13・4%が続く。小中高校では冬休みを前に学級閉鎖も目立ち始めた。40代はその親世代に当たり、家庭内での感染と学校・職場での感染が広がっているとみられる。
一方、20代は当初から12~13%台で推移し、期間を通して12・8%と50代とほぼ同じだった。これまでの流行では、まず20代を中心とした若者に感染が拡大し、ほかの年代に広がるケースが多かったが、今回はその傾向が見られない。
ただ、発生届の簡略化で9月27日以降、抗原検査キットでの陽性者も自己申告があれば「感染者」に数えられるようになった。若者はあまり重症化せず、検査しなかったり、陽性でも申告しなかったりする人もいるとみられ、数字に表れない感染がどこまで広がっているか不透明だ。
県内では今冬、インフルエンザとの同時流行で最大1日3万4千人の発熱患者が想定される。斎藤元彦知事は14日、外来や入院受け入れのフェーズ引き上げを表明。運用ベッド数を増やし、発熱外来を設置する医療機関に診察時間の延長準備を呼びかける。(高田康夫)
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