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 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメントでクロアチアに惜敗した日本。PK戦にまでもつれ込んだ熱戦に、試合時間帯の水道使用量は乱高下した。ベスト8という「新しい景色」に挑んだ森保ジャパンに、多くの人が注目していたことがうかがえる。

 神戸市水道局が、主要配水池の配水量を基にクロアチア戦があった6日と直近5日間の平均値を比べた。

 間断なくプレーが続くサッカーは、ハーフタイムなどの「切れ目」にトイレやシャワーを済ませるため使用量が急増する傾向があり、クロアチア戦でも顕著に表れた。

 その変動の大きさは、グループリーグの3試合と比較しても目立った。

 5分間の増加幅でみると、前半終了直後に毎時5274立方メートル、後半終了直後には同5288立方メートルを記録。ゴールデンタイムに中継されたコスタリカ戦の試合終了直後(同5421立方メートル)には及ばなかったものの、午前0時キックオフという未明の時間帯にもかかわらず、多くの人が夜更かしして観戦していたことを裏付ける。

 試合が終わった後も、使用量は1時間ほど平均値を上回って推移した。水道局の出口武博担当係長は「悔しくてなかなか寝付けなかった人たちが多かったのでは」と分析する。(小川 晶)

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