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PK戦でベスト8入りを阻まれ、落胆するサポーターたち=6日未明、神戸市中央区中山手通1、DFence(撮影・中西幸大)
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PK戦でベスト8入りを阻まれ、落胆するサポーターたち=6日未明、神戸市中央区中山手通1、DFence(撮影・中西幸大)

 サッカーワールドカップ(W杯)で、前回準優勝の強豪クロアチアにPK戦の末に敗れた日本。神戸市内のスポーツバーでも青のユニホーム姿のサポーターらが熱い声援を送ったが、悲願のベスト8には届かなかった。

 神戸市中央区のスポーツバー「DFence(ディーフェンス)」には手の甲や頬に日の丸をペイントした約80人が集結。6日午前0時のキックオフ直後から「ニッポン」コールが繰り返された。

 前半、日本が先制するとサポーターの喜びが爆発。同僚と訪れた会社員男性(44)=同市中央区=は「すごい。喜びすぎて床が抜けるかと思った」と興奮した様子で語った。

 だが後半、クロアチアに同点弾を許すと会場には悲鳴が響き、頭を抱えるサポーターの姿も。日本代表をイメージした青色のメガホンで応援した会社員男性(26)=同=は「必ず勝てると、信じて疑っていない」と力を込めた。

 試合は同点のまま、延長でも決着がつかず、今大会初のPK戦へ。店内ではサポーター同士が「勝つぞ」と声を掛け合い、選手らの映るモニターを見詰めた。日本の敗退が決まると、悔しさから両手で顔を覆うサポーターもいたが、最後は120分を超える激闘を終えた選手たちを拍手でねぎらった。

 試合終了まで声を張り上げた会社員女性(28)=同市西区=は「次のW杯こそ若い選手たちの勢いで、ベスト8の目標を成し遂げてくれるはず」と期待を寄せ、「この後、朝から出勤します」と気持ちを切り替えていた。(千葉翔大)

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