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後半3分、堂安のゴールで同点に追いつき、盛り上がるスポーツバー=2日午前5時5分、神戸市中央区下山手通1(撮影・坂井萌香)
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後半3分、堂安のゴールで同点に追いつき、盛り上がるスポーツバー=2日午前5時5分、神戸市中央区下山手通1(撮影・坂井萌香)
日本勝利の瞬間、盛り上がるスポーツバー=2日午前5時53分、神戸市中央区下山手通1(撮影・坂井萌香)
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日本勝利の瞬間、盛り上がるスポーツバー=2日午前5時53分、神戸市中央区下山手通1(撮影・坂井萌香)

 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で2日、日本が強豪スペインを破り、決勝トーナメント進出を決めた。午前4時キックオフという早い時間帯の試合だったが、水道使用量は1時間ほど前から平均値を上回って推移しており、観戦のために早起きした人が多かったようだ。

 神戸市水道局が、主要配水池の配水量を基に、スペイン戦があった2日と直近5日間の平均値を比べた。

 水道局によると、人の動きが活発な時間帯の試合は、トイレや入浴などを控えるため平均値を下回る傾向がある。これに対し、スペイン戦は試合前から前半にかけて平均値超えで推移。そもそも普段の使用量が少ない時間帯で、観戦のために起きている人が多かったことが要因という。

 ハーフタイムと試合終了後の使用量の増加は、試合に集中していた人が一斉に水を使い始めたためとされ、これまでの2戦でも見られた傾向だ。

 一方、スペイン戦では、後半開始直後の日本の得点に合わせ、一定の伸びが確認された。水道局の木村和喜さんが理由を推し量る。

 「一人静かに観戦していた人が喜びを爆発させたために家族が起きだし、瞬間的に使用量が伸びたのではないか」

 データから断定できるものではないが、「わが家のことか」と思わず膝を打った人も少なくないはず…。

(小川 晶)

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