兵庫県は２４日、新たに２２０６人の新型コロナウイルス感染を確認し、神戸市で２人が死亡したと発表した。新規感染者数は１週間前の木曜より１４９人減少。同日午前０時時点の病床使用率は３１・０％となり、９月２１日以来約２カ月ぶりに３０％を超えた。重症病床の使用率は７・０％。

　新規感染者は発表自治体別に、神戸市＝９６１人▽姫路市＝１７５人▽尼崎市＝２４２人▽西宮市＝１５９人▽明石市＝２９人▽県所管＝６４０人。直近７日間を平均した１日当たりの新規感染者数は５日ぶりに減り、２３３４・３人となった。

　２４日午前０時時点で、入院患者は前日比１９人増の５３１人、うち重症者は同１人増の１０人となった。病床使用率は１０月中、ほぼ１０％台が続いていたが、全国的な流行の第８波に伴い、今月に入って徐々に増加している。（井川朋宏）

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