がんを狙い撃ちする新しい治療法「光免疫療法」に取り組む医療機関が、兵庫県内でも拡大している。これまでは神戸大病院(神戸市中央区)が唯一行ってきたが、今年9月末に神戸市立医療センター中央市民病院(同)が初めて手術を実施し、県立がんセンター(明石市)でも既に治療体制を整備。体への負担が軽く、がん治療に革命をもたらすと期待される同療法のさらなる広がりに注目が集まる。(小尾絵生)
光免疫療法は米国立衛生研究所の主任研究員小林久隆氏(西宮市出身)が開発を主導。治療では薬で光に反応する物質を付けたがん細胞に近赤外光を照射する。ピンポイントでがんをたたくため、副作用が少なく、免疫を活性化する利点もある。「手術」「放射線治療」「薬物療法」「免疫治療」に次ぐ第5の治療法として期待される。
2020年11月、手術や放射線、抗がん剤のいずれの治療もできない頭頸部(とうけいぶ)がん(口腔(こうくう)がん、咽頭がんなど)を対象に保険適用となった。その後、治療可能な施設は32都道府県の62病院(今年4月時点)まで拡大し、全国で40件(21年末時点)の治療が行われている。
兵庫県内では21年4月、神大病院で1件目となる治療を開始し、症例を積み上げている。その後、中央市民病院と県立がんセンターでも準備を進めてきた。
中央市民病院頭頸部外科兼耳鼻咽喉科部長の篠原尚吾医師(58)によると、同病院で1例目となったのは、口腔がんが再発し、あごの周囲の顔面にがんができた70代男性。9月30日に手術を行った。
効果の正式な判断は術後3カ月の時点で行うが、主治医である篠原医師は「見た目には明らかに膨らみがなくなり、効いているように見える」と話す。また「現在保険適用になるがんは限定的だが、将来的にほかの場所にできたがんにも使える可能性を持っている治療法」と評価する。
光免疫療法に使う薬剤や機器の販売を手がける「楽天メディカル」(東京都)は「年内にさらに治療可能施設が全国で拡大する予定」としている。
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