太平洋戦争末期の沖縄戦を描いた映画「島守の塔」(神戸新聞社など製作)が、8月5日の公開から2カ月を超えるロングラン上映となっている。興行通信社が週末の観客動員数を調べるミニシアターランキングでは10月第1週に3位となり、8週連続でトップ5入り。リバイバル作品「ひまわり」の5週を超えた。
兵庫県内では、神戸市中央区のキノシネマ神戸国際が10月中旬までの上映延長を決定。公開劇場も全国に広がり、沖縄県が本土に復帰して50年の節目に、沖縄戦を伝える作品となっている。
戦火の中、沖縄県知事として住民保護に奔走した神戸市須磨区出身の島田叡(1901~45年)の半生をたどる。島田を萩原聖人さん、知事を支えた荒井退造県警察部長を村上淳さん、知事付きの県職員を吉岡里帆さん、香川京子さんが演じる。
ひめゆり学徒隊が洞窟内に設けられた野戦病院で傷病兵の看護に当たる場面をリアルに再現するなど、史実にも忠実に描かれている。
キノシネマ神戸国際の吉村利彦支配人によると、公開直後の夏休み期間は中高校生が多く、9月以降は年配者の姿が目立つという。「幅広い年代で戦争について話し合うきっかけになったのでは」と説明する。
元文部科学省官僚で現在は映画評論家として活躍する寺脇研さんは、官僚の先輩でもある島田に関心が高く、「島守の塔」を鑑賞。好評の背景にロシアのウクライナ侵攻を挙げ、「遠い存在だった戦争を身近に感じる人が増え、多くの住民が犠牲になった沖縄戦と重なる」と分析する。
島田への共感も指摘し、「為政者には民を守る義務があるが、今の政治家は自分の生命を守るのも自己責任論に置き換えがち。島田さんが県民を守ろうとした態度は見た人の心を打ったと思う」と話した。(津谷治英)
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