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阪急電鉄車両
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阪急電鉄車両
山陽電鉄車両=神戸市内
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山陽電鉄車両=神戸市内
能勢電鉄(資料写真)
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能勢電鉄(資料写真)

 阪急電鉄(大阪市)、山陽電気鉄道(神戸市長田区)、能勢電鉄(川西市)の3社は8日、回数券と往復乗車券の販売を終了し、新たにICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」を使う乗客を対象にしたポイント還元サービスを始める、と発表した。阪神電気鉄道(大阪市)が既に回数券などの販売終了とポイント還元の実施を発表しており、関西の私鉄各社が連携してIC化を推進する。

 3社が販売を終了するのは、自社線の回数券、往復乗車券のほか、神戸高速線、他社連絡、通学用割引の各回数券(山陽は通学用割引を継続)。終了時期は山陽が来年3月末、阪急、能勢が同4月末。各社とも身体・知的障害者用特別割引回数券は販売を継続する。

 一方、ポイントは、同一運賃区間を月初から月末の1カ月間に11回以上乗ると、11回目以降の運賃の10%分を還元。1ポイント=1円で、乗車や買い物などに使える。事前の利用登録が必要で、定期区間は対象外。4社で連携するが導入時期はそれぞれ異なり、先行する阪神が今年9月1日、山陽が来年3月、阪急と能勢が来年4月1日となる。

 また、阪急は来年4月1日から、券売機でのICカードへのチャージについて、千円未満に限り10円単位に対応すると発表した。現行は千円、1万円などで、小銭には対応していない。(西井由比子)

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