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 10日投開票された参院選で、兵庫県西宮市の開票所でシステムトラブルがあり、比例代表の確定票の公表が大幅に遅れた。記録作成のプログラムに不具合が見つかり、票数のデータが正しく反映されなかった。一部データを手動で入力したため、大きく時間がずれ込んだ。

 市選挙管理委員会によると、トラブルで作成できなくなったのは得票数を記載する「開票録」など複数の記録。立憲民主党と国民民主党がともに略称とした「民主党」という票の案分が正しく表示されなかった。

 市選管は現地でのプログラムの修正を見送り、案分票の数字を手動で入力して記録を作成することにした。比例代表の開票そのものは11日午前2時25分に終了したが、記録や報道機関に発表するための資料が作れなかったため、予定より約7時間遅い同9時ごろに確定票が発表された。

 当初の予定では、午前2時ごろに開票が終わる見込みだったが、開票所にいる立会人にトラブルが伝えられたのは同3時を回ってから。立会人からは「遅い」と苦情が出ていた。

 プログラムは県選管から示されたモデルを参考に、市選管が独自に作成していた。(山岸洋介)

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