参院選は9日、選挙戦の最終日を迎えた。安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、兵庫選挙区(改選数3)では一時、活動を自粛する動きもあったが、候補者の多くは「暴力には屈しない」として街頭での活動を再開。有権者が集まる都市部を中心に回り、18日間の舌戦を締めくくる「最後の訴え」に声をからした。
維新現職の片山大介氏(55)は阪神間や神戸市などを中心に遊説。看板政策の政治改革を前面に出し「物事が決まらない今の政治を変える。それができるのは維新だけだ」と熱弁した。党本部のある大阪での実績を強調し「現場の声を優先した政治を国レベルでもやりたい」と訴えた。
公明現職の伊藤孝江氏(54)は安倍氏の「喪に服す」(陣営)として街頭活動は控え、支持を求めて企業回りなどに終始した。同日夜には神戸市内の選挙事務所で、支援者らに「党員や支持者、(推薦を受けた)自民の皆さんらに選挙戦を支えてもらった」と感謝した。
文部科学相を務める自民現職の末松信介氏(66)は、事件を受けて招集された東京から再び兵庫へとんぼ返り。9日夕、警備の強化で物々しい雰囲気の中、神戸・元町で街頭に立った。安倍氏に黙とうをささげた後、「子どもたちが夢を描き、実現できる環境を整える」と決意を込めた。
立民新人の相崎佐和子氏(49)は伊丹市などでマイクを握った。出産により雇い止めを受けたり、子どもが待機児童になったりした経験に触れ「安心して子どもを産み育てられる国にすべきだ」と主張。自民が掲げる防衛費増額に異を唱え、話し合いに基づく平和な国づくりを訴えた。
尼崎、神戸市などで街宣した共産新人の小村潤氏(46)は、物価高対策として消費税減税や最低賃金の引き上げ、給付型奨学金の拡充といった政策をアピール。防衛費増額に反対し、「岸田政権が進める改憲や大軍拡に真正面から『待った』をかける唯一の候補者だ」と声を振り絞った。
他にいずれもN党新人の速水肇氏(37)と山崎藍子氏(37)、中曽千鶴子氏(60)に加え、諸派や無所属の新人5人も立候補している。(まとめ・金 旻革)
【特集ページ】参院選2022
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