選挙のたびに、20代の投票率の低さが目立つ。国政選挙では全体平均投票率の半分ほどとされる。だが、そんな状態に問題意識を持つ大学生もいる。兵庫県内でも、若い世代に向けてイベント開催や啓発チラシの作成などに取り組んでいる。
「模擬投票やってます! すぐ終わるのでどうぞ」
6月17日、神戸大学鶴甲第1キャンパス(神戸市灘区)の食堂前で、同大生協学生委員会のメンバーが、学生たちに声をかけていた。足を止めた学生たちは「投票行ったことないけど」「なんかドキドキする」と笑い合いながら投票用紙に鉛筆を走らせた。
模擬投票は、同委員会の深尾力丸(りきまる)さん(19)=法学部2年=が提案した。「神大食堂総選挙」を掲げ、好みの汁物やデザートを投票してもらった。神戸市選挙管理委員会の協力で、実際の投票箱と記載台を使い、計5日間で1013票が集まった。
きっかけは、学生に配る投票マニュアル作成のために学内で行ったアンケートだった。選挙に行く理由や、投票への障壁などを学生に尋ね、「投票の大切さは理解していても心理的ハードルが高いという学生は多い」と分かった。
模擬投票を終えて、深尾さんは「学生が自発的に企画することで、大人がつくるものより選挙を身近に感じてもらえたのでは」と手応えを語った。学生委員会では、下宿生を対象に、不在者投票支援も実施した。
◇
一方、大学生らが中心の一般社団法人「NO YOUTH NO JAPAN(ノー・ユース・ノー・ジャパン)」(東京)は今回の参院選で、交流サイト(SNS)を活用した啓発に取り組む。
兵庫県選管などと連携して作成したしおり型の投票済証を全県の投票所で配布し、若者にSNSで発信してもらう。昨年の県知事選や衆院選に続き、今回も配布し、三田市や神戸市ではオリジナルデザインのしおりを作成した。
企画に携わった早稲田大学3年の足立あゆみさん(20)は「若者は母数が少なく、投票率がさらに下がると若者の意見を政策にくみ上げてもらえなくなる」と指摘。「まずは『(投票済証が)かわいいな』って気軽にSNSに投稿してもらい、選挙に興味を持つ人を増やすところから始められたら」と期待を寄せる。
行政側も間口を広げている。三田市選管は初めて選挙権を持つ学生らを対象に期日前投票の立会人を公募し、延べ44人から応募があったという。同選管の担当者は「立会人を務めてもらうことで投票所の雰囲気も分かるし、若年層の投票率の底上げにつながってほしい」と力を込める。(綱嶋葉名)
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