新型コロナウイルス禍は3年目に突入し、感染者の高止まりが続く中、企業でかつてのような大人数の懇親会やイベントは激減し、社員の親睦にはオンラインの活用が定着した。オンライン飲み会に限らず、クイズ大会や運動会も。「もう昔のスタイルには戻れない」。兵庫県内の企業や、人気のサービスを取材した。
(中島摩子)
県内最大のIT企業・コベルコシステム(神戸市灘区)は、歓送迎会や新年会などは社員宅に料理が届くサービスを使い、画面上で顔を合わせて乾杯している。
「コロナ禍で働き方改革が一気に10年分ぐらい進んだ。売り上げはずっと伸びており、昔に戻す必要性はない」と同社。現在の出社率は50%以下で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置中は原則在宅勤務だった。
昨年12月には、社員や家族が参加する全社挙げてのイベントをオンラインで初めて開催。テレビ番組のようにタレントが司会を務めるスタイルで、画面に映った社員同士がゲームやクイズで競い合った。
かつては社員や家族を「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市)に招くなどしていたが、オンラインのイベントでも「子どもが参加したり、社員の新たな一面が分かったりして盛り上がった」という。
◇
「自律神経を整え、花粉症に効くワークをしたいと思います。目を閉じて、息を吸って、吐いて~」
画面の中から、インストラクターの女性が、社員たちに呼び掛ける。産業用ベルト大手・バンドー化学(神戸市中央区)では毎月1回、午後2時半から15分程度、「オフィスヨガ」のレッスンを行っている。
画面を見ながら会社で体を動かす社員もいれば、テレワーク中に自宅から参加する社員も。レッスン動画は後日の視聴も可能だ。
「定期的な運動習慣を」と、コロナ禍前から導入していたヨガ。かつてはインストラクターが会社を訪れていたが、2020年6月からオンラインに切り替えた。テレワークが増え、飲み会も自粛の呼び掛けが続く中、「ヨガで参加者同士、コミュニケーションを図ってほしい」と願う。
また、神戸商工会議所などは、以前はグラウンドで開いていた「企業交流運動会」を2年連続オンラインで実施。参加企業の社員がチームを組み、約1カ月間、ウオーキングやゴルフなど体を動かした時間に応じて得たポイントの多さを競う。昨年は16社の約200人が参加したという。
オンライン形式の親睦が定着する中、右肩上がりで伸びているのが、東京都の会社「ノンピ」が20年夏から全国で展開するフードデリバリー事業だ。
オンライン飲み会用のドリンクや食事が社員の家に直接届くサービスで、コベルコシステムをはじめ、県内の複数の企業が利用。昨年4月からの1年間の累計利用数は、約1万6千食だった。全国では1年間で54万8千食に上るという。
ビールなど3本と、9種類のアラカルト料理、リゾットやデザートなどがついたプラン(1人4950円)など約40種類を用意。新人歓迎会でも活用されているといい、同社は「距離があっても、同じ料理を食べ、会話が弾む“コミュニケーションフードデリバリー”を利用して」とPRしている。
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