30日に発表された兵庫県の人事異動や組織改正は、斎藤元彦知事のカラーがにじみ出る内容となった。前知事の井戸敏三氏を長く支えた荒木一聡副知事ら最高幹部が県庁を離れ、本庁の体制も大幅に変更。トップダウンからボトムアップ型の県政運営に転換するのが狙いだが、庁内には「井戸色を払拭した」との受け止めもある。
関係者によると、荒木氏の後任候補として服部洋平氏の名前が浮上したのは今年に入ってからだという。県土整備部長からの抜てきで、生え抜きの技術職が副知事を務めるのは1976年以来。
兵庫県では2人の副知事を庁内の事務職と官僚出身者が分け合うことも多く、技術職から登用される機会は少なかったが、昨年夏の知事選で総務省出身の斎藤知事が当選。トップが若返り、ベテラン官僚を副知事に据えるのは難しくなった。そんな中、白羽の矢が立ったのが服部氏だった。
播磨臨海地域道路や神戸・元町地域の再整備など、県政課題の観点からも適材と判断された。斎藤知事が意欲を示していた女性副知事は見送られることになったが、これまでとは異なる人選で変化を打ち出す狙いもあったとみられる。
一方、井戸前知事が登用した荒木副知事と西上三鶴教育長は、ともに任期途中で退任。県の外郭団体で役員などに就いていた65歳以上の県職員OBについても一斉に退職を求めた。井戸県政からの「刷新」「脱却」「決別」…。庁内の評価がさまざまに分かれる中、斎藤知事が直轄で置いた新県政推進室のメンバーはそのまま残した。
斎藤知事は30日の会見で「前知事の色を薄める思いはなく、部長も含めて県庁のチームをつくっていくことに意を注いだ」とし、適材適所を強調。ベテラン県議の一人は「ボトムアップを目指すなら、側近に限らず多様な意見に耳を傾けてほしい」と注文を付けた。(田中陽一)
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