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「1・17希望の灯り」から火を移す参加者ら=8日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・小林良多)
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「1・17希望の灯り」から火を移す参加者ら=8日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・小林良多)
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「1・17希望の灯り」から火を移す参加者ら=8日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・小林良多)

 阪神・淡路大震災の犠牲者を悼むガス灯「1・17希望の灯り」の分灯式が8日、神戸市中央区の東遊園地で始まった。発生から27年を迎える17日に各地で開かれる追悼行事などで、記憶と教訓の継承に役立てる。

 中学校など10団体の約40人が参加した。NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」の藤本真一代表理事(37)が「火を保ち続けることで震災を風化させない。それが次の災害への備えになる」と説明。参加者らが持参したらんたんに火を移した。

 震災を学ぶ学校の集会で使うという加古川市立氷丘中の生徒会長、糀谷優さん(14)は「私たちにとって震災は歴史上のことだけど、火を見ることで身近に起きた出来事と実感した」と話した。

 希望の灯りは2000年、全国のボランティアたちから火を集めてともされ、分灯は01年から続く。今年は県内外の約30団体から申し込みがあり、5回にわたって分ける。(堀内達成)

震災27年
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