• 印刷
交流会の説明をする「よろず相談室」の牧秀一さん(左)とNPO法人「災害とくらしの相談室iroiro」の片岡誠さん=神戸市役所
拡大
交流会の説明をする「よろず相談室」の牧秀一さん(左)とNPO法人「災害とくらしの相談室iroiro」の片岡誠さん=神戸市役所

 阪神・淡路大震災で被災して障害を負った被災者と、東日本大震災の県外避難者が語り合う交流会が9日、神戸市中央区の市勤労会館で開かれる。計6人が被災当時の様子やその後の生活について話すほか、意見交換する。(堀内達成)

 ボランティア団体「よろず相談室」(神戸市)と、NPO法人「災害とくらしの相談室iroiro(イロイロ)」(大阪府茨木市)が主催。

 よろず相談室の牧秀一さん(71)は「震災障がい者は『生きているだけまし』と言われ、死者の陰になってきた」と指摘。一方、イロイロの片岡誠さん(64)は「県外避難者は『まだ避難しているの』と周囲から言われ、地域コミュニティーになじめない」とする。2人は「忘れ去られた存在ともいえる両者が交流し、声を届けることで問題提起したい」と話している。

 9日は、阪神・淡路で20時間生き埋めになり足が不自由になった男性や、放射能を恐れて福島県郡山市から子どもと大阪に自主避難した人たちが登壇する。

 午後1~3時。参加費無料。申し込み不要。問い合わせはmakiyan167@gmail.com(牧さん)、kouiki0311@gmail.com(イロイロ)

震災27年
もっと見る
 

天気(9月8日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 40%

  • 33℃
  • ---℃
  • 50%

  • 34℃
  • ---℃
  • 20%

  • 34℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ