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年頭あいさつに立った斎藤元彦知事=兵庫県公館(撮影・吉田敦史)
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年頭あいさつに立った斎藤元彦知事=兵庫県公館(撮影・吉田敦史)

 兵庫県の斎藤元彦知事は仕事始めの4日、就任後初となる年頭あいさつに臨んだ。幹部職員約70人を前に「躍動する兵庫をつくる第一歩の年にしたい。前例にとらわれない創意工夫と失敗を恐れないチャレンジ、県民目線を忘れない県政運営に取り組む」と力を込めた。

 昨年末、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の市中感染を県内で初めて確認。例年200人以上の幹部職員を集めた年頭あいさつは人数を絞り、オンラインで中継した。

 流行「第6波」到来の恐れが高まる中、斎藤知事はPCR検査の無料実施を進めるなど感染対策の徹底を呼び掛けた。一方、佳境を迎えている新年度予算編成に触れ、ベイエリアの活性化▽大阪・関西万博におけるフィールドパビリオン整備▽スタートアップ(新興企業)支援▽子育て支援▽コロナ禍の困窮者支援-を挙げ、「予算編成でしっかり対応したい」とした。

 その上で「コロナを乗り越えた後が大事だ」と強調。大阪・関西万博を奇貨に人やモノ、投資の流れを兵庫に呼び込むほか、SDGs(持続可能な開発目標)に官民連携で取り組むとアピールした。また、働き方改革を巡ってはワークライフバランスへの配慮を促し「新しいやり方で新しい兵庫をつくっていきましょう」と訴えた。(金 旻革)

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