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斎藤元彦兵庫県知事(中央)と記念写真に納まる兵庫高、那覇高校の生徒ら=兵庫県庁
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斎藤元彦兵庫県知事(中央)と記念写真に納まる兵庫高、那覇高校の生徒ら=兵庫県庁

 神戸市出身で、太平洋戦争末期に沖縄県知事を務めた島田叡氏の生誕120年を記念したシンポジウム開催を控え、兵庫県公館で平和へのメッセージ(友愛宣言)を披露する兵庫高校(神戸市長田区)と那覇高校(那覇市)の2年生6人が24日、兵庫県の斎藤元彦知事を表敬訪問した。

 両校の生徒はオンラインや修学旅行を通じて交流を続けてきた。この日、生徒らは「戦争に対する捉え方が兵庫と沖縄で異なると分かり、いい経験になった」「島田さんについて学び、沖縄戦の深い点まで知る機会を得た」などと、交流を振り返った。

 島田氏の母校、兵庫高の山田美羽さんは「自分たちが平和学習を広める立場にならないといけないと感じた。沖縄戦で学んだことを心に留めながら頑張りたい」と決意。那覇高の松田侑さんは「小さい頃から取り組んできた平和学習の集大成として、『平和とは何か』『戦争を起こしちゃいけない』と兵庫県の人に伝えるきっかけに」と話した。

 シンポ「未来につなぐ『命どぅ宝』」(神戸新聞社など後援)は25日に開かれる。参加募集は終了しているが、午後1時半からオンラインで配信する。(大島光貴)

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