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トヨタアルファード。兵庫県内では丹波市が市長公用車に採用している=丹波市氷上町成松、丹波市役所(画像の一部を加工しています)
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トヨタアルファード。兵庫県内では丹波市が市長公用車に採用している=丹波市氷上町成松、丹波市役所(画像の一部を加工しています)

 兵庫県知事と県議会議長の公用車が7日、トヨタのワンボックス車「アルファード」に決まった。斎藤元彦知事は公用車だったトヨタの最高級車「センチュリー」の見直しを知事選で訴え、8月の就任後は職員用公用車を代用しているが、来年6月から正式な公用車で公務に臨むことになる。

 県によると、「排気量2500cc程度」「ハイブリッド」「ワンボックス車」を要件とした一般競争入札を11月24日に公告。12月3~7日の入札期間に2社が参加し、アルファードを提示した「トヨタレンタリース兵庫」(神戸市長田区)が落札した。リース料は1台月額7万2500円(税別)。センチュリーの1台約25万円の3分の1以下となる。契約期間は来年6月から7年間。

 知事公用車を巡っては、県が2019年夏、レクサスから国産最高級車のセンチュリーに変更。議長公用車を含む2台分の経費は7年間総額約4200万円で、県議会などから「費用が多額」と批判を浴びた。

 今年7月の県知事選で初当選した斎藤知事は9月、センチュリーを解約。知事就任後は職員用公用車の「ヴェルファイア」(月額リース料約4万8千円)で公務を続けている。

 今回の入札は再入札。初回は10月に行われたが、参加社が辞退するなどして不調に終わっていた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東南アジア圏から自動車部品の供給が滞り、県が来年2月と定めた納車が困難だったとされる。このため、県は納車までの期間を長く設定して再入札を実施していた。(金 旻革)

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