• 印刷
プラカードを掲げて意見を表明する灘高校チーム=淡路市夢舞台、淡路夢舞台国際会議場
拡大
プラカードを掲げて意見を表明する灘高校チーム=淡路市夢舞台、淡路夢舞台国際会議場
南アフリカ大使として発言する白陵高校チーム=淡路夢舞台国際会議場
拡大
南アフリカ大使として発言する白陵高校チーム=淡路夢舞台国際会議場

 高校生が世界各国の大使になりきって議論する「第15回全日本高校模擬国連大会」が13日、兵庫県淡路市の淡路夢舞台国際会議場で始まった。東京以外での開催は初めて。兵庫県内の2校を含む50校の60チーム120人が、核軍縮をテーマに白熱した議論を交わした。

 一般社団法人グローバル・クラスルーム日本協会が主催。2日間の議論で順位を決定し、上位7校は来年5月に米ニューヨークである国際大会に日本代表団として出場する。

 会議は実際の国連と同じように議論、交渉、採択-の手順で進める。各チームは担当する国の歴史や核兵器に対するスタンスを事前に調べ、本番に臨んだ。

 核保有国の大使は「全ての保有国が協調すれば、段階的に削減することは可能」と主張。非保有国の大使からは「核の非人道性の認識を共有することが不可欠」などの声が上がった。

 県内は灘高(神戸市東灘区)と白陵高(高砂市)が参加。スイス大使を担った灘高1年の男子生徒(15)は「それぞれの国の利益を考えて議論、交渉した。さまざまな視点で物事を捉えることは今後の生活にも役立つ」と話した。(内田世紀)

淡路白陵高校
もっと見る
 

天気(9月27日)

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 31℃
  • ---℃
  • 0%

  • 30℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ