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 31日投開票の衆院選では兵庫県内各地で開票トラブルが相次いだ。伊丹市では1日午前11時ごろまで、最高裁判所裁判官の国民審査の開票作業が続いた。職員らの経験不足などが原因という。

 伊丹市選挙管理委員会によると、国民審査の開票作業は伊丹スポーツセンターで、小選挙区と比例代表に続いて行う予定だった。

 ところが、コロナ対策などで従事者が前回より約90人減り、個々の経験不足もあって疑問票の確認などに手間取り、作業開始が当初の想定より1時間半~2時間ずれ込んだ。そのため1日午前4時に作業をいったん打ち切り、市役所の選管事務所に持ち帰った上で同8時ごろに再開した。木村克彦事務局長は「準備が間に合わなかった。選挙事務に慣れた職員の育成も課題」と陳謝した。

 川西市では兵庫5区の投票箱1箱を誤って6区の台で開票した。同市選管によると、当初は疑問票に振り分けていたが、投票総数と開票数が一致せず、ミスが発覚。立会人が「無効」と確認した票は変更できないため、96票が無効となった。

 このほか、衆院選と神戸市長選の同日選となった神戸市では、須磨区の不在者投票でそれぞれ約800票の二重計上が判明した。同市選管は投票者数を訂正し、投票率について、衆院選小選挙区=53・46%▽神戸市長選=53・79%-に修正した。これに伴い、兵庫県の小選挙区投票率も54・29%に修正された。(久保田麻依子、喜田美咲)

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