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開披台の上に広げられる衆院選小選挙区の投票用紙=神戸市中央区港島中町6、神戸国際展示場(撮影・三津山朋彦)
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開披台の上に広げられる衆院選小選挙区の投票用紙=神戸市中央区港島中町6、神戸国際展示場(撮影・三津山朋彦)
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 衆院選の兵庫県内の投票率は54・31%で、戦後最低だった2017年の前回(48・62%)から5・69ポイント上昇した。新型コロナウイルス禍対策や格差是正が争点となり、県内で9人を擁立した維新の動向などが注目された中、14年の前々回(50・86%)も上回り、低下傾向に歯止めが掛かった形だ。

 県内衆院選の投票率は、政権交代した09年に66・96%を記録して以降は低下が続き、投開票日に台風が接近した前回は50%を割り込んだ。

 今回、選挙区別で高かったのは、自民前職と立民元職、維新新人が三つどもえの戦いを繰り広げた5区で61・59%(前回比3・56ポイント増)に上った。自民前職と立民新人、維新元職が競った7区も58・38%(8・23ポイント増)、県内最多の5人が立候補した1区は55・48%(7・67ポイント増)だった。

 一方、低かったのは11区。自民前職に維新と共産の新人が挑んだが、48・39%(4・88ポイント増)にとどまった。

 自治体別で最も高かったのは、町長選・町議選と重なった新温泉町の81・04%(13・34ポイント増)。市長選と同日の神戸市は53・52%(6・23ポイント増)、たつの市は61・63%(4・78ポイント増)だった。

 議員選があった西脇市は61・69%(3・72ポイント増)、南あわじ市は67・68%(0・34ポイント増)、多可町は67・54%(10・79ポイント増)だった。(中島摩子)

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