兵庫4区は自民党前職の藤井比早之氏(50)が安定した戦いぶりで4選を決めた。当選確実の連絡を受け、日焼けした顔に安堵の表情を浮かべた藤井氏。地元・西脇市の事務所前に集まって喜ぶ支援者に対して「これまでで一番厳しく、難しさを痛感した選挙だった。当選できたのは皆さんのおかげ」と厳しい表情のまま深く頭を下げた。
「『べっちょない(問題ない)』が一番危ない」。自民への追い風が吹いた過去3回の選挙とは異なり、自力が問われる選挙戦だった。新型コロナウイルス感染症の影響で、この2年近くは思うように地元へ帰れなかった。
半面、ワクチン政策とデジタル化という前政権の主要政策で副大臣を務め、地元の支持者らに広がるのは「今回は大丈夫やろう」という油断にも似た雰囲気だった。出陣式や個人演説会など、ことあるごとに「厳しい選挙」と繰り返し、緩みを引き締めた。
選挙戦ではワクチン担当だった立場からコロナ禍の克服と景気回復の実現を訴えた。主に朝、神戸市西区の駅前に立ち、週末には農産物直売所前で支持を呼び掛けることもあった。選挙戦では、時に地元市議や県議の先導を受けて、同区を中心に南北に長くて、広い選挙区を駆け巡った。
加古川水系の河川改修、神戸市西区、北播磨を走る国道のバイパス整備、神戸電鉄粟生線の存続、西区の西神中央地区開発…。地域と国をつなぐパイプ役として課題解決を図ってきた成果を強調した。短期間でこの地域のことが分かってたまるか-。立憲民主党新人の今泉真緒氏(42)や日本維新の会新人の赤木正幸氏(46)に対して、地元で30年近くを過ごし、選挙区をくまなく回ってきたという自負ものぞかせた。
今回の当選で4期目に入り、地域から求められる役割も広がる。以前から掲げ続ける北播と神戸を南北一直線に結ぶ高速道路の実現や、挑戦として示した、調整区域などの土地利活用の見直しに期待を寄せる有権者ら。藤井氏を支持する地元議員は「自らの政策を実現することも問われる」と期待も込めて指摘する。
集まった支持者と抑え気味に当選を喜び、感謝の言葉を繰り返した藤井氏。花束を受け取って「これから新型コロナを克服し、景気を回復させる。そして国を守る。改めて原点に返って地元、国のために働きたい」と力を込めた。(篠原拓真)
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