衆院選が終盤に差し掛かる中、兵庫県の斎藤元彦知事が静観を貫いている。7月の知事選で全面支援を受けた自民と維新が県内の9選挙区で激突。両党などは知事の難しい立ち位置に配慮し、選挙応援を求めないとする取り決めを交わしているからだ。だが一部の候補者の“合意違反”と受け取られかねない活動に批判が起きるなど、水面下で駆け引きが繰り広げられている。
「公務を優先する。特定の候補者の応援は考えていない」。27日、定例会見で衆院選の対応を問われた斎藤知事はそう答えた。新型コロナウイルス対策などを念頭に、応援演説もしない姿勢を示した。
知事選では自民と維新が斎藤知事を推薦。自民の国会議員をはじめ、日本維新の会代表の松井一郎・大阪市長、副代表の吉村洋文・大阪府知事が応援演説に駆け付けた。
だが、初当選の後ろ盾となった両党は今回の衆院選で真っ向から対決する。立候補者の中には知事選の余勢を借りたいと、知事の協力を望む声があった。
このため公明を含む3党の県組織は9月中旬、今回の衆院選で知事の名前や写真などを「一切、使用しない」とする合意書を締結。ある県議は「今後の県政運営に配慮した」と明かす。
表面上の静けさの裏で、衆院選公示の約2週間前、一つの新聞折り込みチラシが波紋を広げた。前県議の維新候補が「県政報告」で、初登庁時に花束を受け取る斎藤知事の写真を掲載。自民県連は兵庫維新の会に抗議文を送る事態になった。
自民県連の藤田孝夫幹事長は「公示直前のビラで衆院選を意識しているのは明らか。3党合意に反している」と指摘。兵庫維新は「県会議員が自らが支援した知事の写真を使って県民に報告することに問題があるとは考えていない」と回答文で釈明した。住本一礼幹事長は「候補者本人には厳重注意した」と述べた。
県関係者の一人は「選挙の度に静観を続けるのは難しい。知事はいずれ、今の政治状況に向き合う必要がある」と話す。(金 旻革)
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