兵庫県議会は27日、5会派による代表質問を行い、8月に就任した斎藤元彦知事と、選挙戦で対立候補を支援した最大会派・自民の議員らが初めて議場で対峙した。知事の退職手当カットや就任早々に見直した公約への批判はあったが、対決姿勢が鮮明になる場面はなかった。知事も選挙で訴えた「刷新」に踏み込んだ政策を示すこともなく、双方とも慎重な滑り出しとなった。
「選挙中に訴えていたが、既に実現できていないものがある」。最初に質問に立った自民会派の伊藤傑議員=神戸市須磨区選出=は、新型コロナウイルス対策本部会議の全面公開を断念し、女性副知事を登用しなかったことを挙げ、見解を迫った。
斎藤知事は本部会議について「出席者から『議論がしっかりできない』という意見があった」と淡々と答弁。副知事に県庁OBの片山安孝氏を起用した人事にも「コロナ対策、経済再生を考え、県庁や経済界に熟知している人がふさわしいと考えた」と説明し、それ以上の追及はなかった。
7月の知事選で自民会派は党本部方針に反し、対立候補の元副知事を支援。県連レベルで対立候補を推した立憲民主、国民民主党の議員らが所属する「ひょうご県民連合」、「公明党・県民会議」の3会派による従来の知事与党体制も崩壊した。
知事に対し「是々非々での対応」を決めた県民連合の向山好一議員=神戸市北区選出=が批判の矛先を向けたのは、知事の退職手当を5割、給料などを3割削減する条例案だった。
「(報酬は)人口規模、財政状況、職責、能力などで総合的に決めるもの。条例で決めれば、トップの職責はこの程度かと思われる」と向山議員。対する斎藤知事は「公約で掲げていた。最初に示すことが大切だと思ったので、条例で対応することにした」などと論点をずらし、議論がかみ合わない場面もあった。
「知事も議会も安全運転で終わった感じ」と県幹部。議会関係者は「知事はまだ県政の全容をつかめていないよう。議会との関係が問われるのは、来年度の予算編成だろう」と話した。(紺野大樹)
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