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新型コロナウイルス感染防止対策が施された喫茶店を視察する斎藤元彦知事(右)=神戸市中央区元町通2
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新型コロナウイルス感染防止対策が施された喫茶店を視察する斎藤元彦知事(右)=神戸市中央区元町通2

 新型コロナウイルス緊急事態宣言下で事業者の感染防止対策を確認するため、兵庫県の斎藤元彦知事は24日、神戸市中央区の喫茶店と百貨店を視察した。マスク着用や入場制限などの徹底について「皆さんが現場で知恵を絞り、工夫しながら取り組んでいることに感謝したい」と話した。

 県は飲食店に対し、会話する客にマスク着用を徹底、応じない場合は退店させるよう要請している。斎藤知事は神戸元町商店街の喫茶店「元町サントス」を訪問。運営会社の萩原英治代表取締役(39)から、客の着席時に店員が必ずマスク着用を促す声掛けをしているとの説明を受けた。

 萩原さんは「県からのお願いであれば、声を掛ける従業員の心理的負担は減る」とし「経済を回しながら感染予防対策を取ることが一番。今後も明確に指針を示してほしい」と求めた。

 次に大丸神戸店を訪れた斎藤知事は地下の食品売り場などを視察。大型商業施設に対し、県は入場制限を要請しており、小宅祥広店長(61)から、店内の客数を管理するシステムや、空間除菌の機械増設、従業員の感染対策などについて聞いた。

 視察を終えた斎藤知事は「現場の状況を踏まえた上で議論と対策をしていきたい」と述べた。(大島光貴)

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