兵庫県の斎藤元彦知事は12日、就任後初の新型コロナの対策本部会議に出席した後、会見した。午後5時15分から始まった会見は異例の1時間以上に及び、斎藤知事は時折手ぶりを交えながらコロナ対策について熱弁。全面公開するとしていた当初の方針から一転、会議を非公開にしたことにも質問が相次いだ。主なやりとりは次の通り。
-県内の新規感染者数が過去最多となった。現状の医療体制について。
「極めて厳しい。今すぐ医療が逼迫する状況ではないが、ここ数日で病床が埋まり始め、現場レベルでも厳しくなりつつある。第4波では病床使用率が7割以上だったのに比べると逼迫しているわけではないが、油断できない」
-なぜ緊急事態宣言の発令を要請しなかったか。
「まん延防止等重点措置と比べ、酒類提供制限などで内容に差がない。宣言を何度も発令する中で、メッセージ性が下がり、人流もかつてと比べて減っていない。県内の状況を伝えながら、発令要請も視野に入れ、その内容、効果について国と協議することが大事」
-どういう基準で宣言発令の要請に踏み切るのか。
「端的に言うと、現状26・0%の重症病床使用率が50%を超え、ステージ4(爆発的感染拡大)になればかなり逼迫した状態なので、一つの基準になる。急に上がる可能性もあるので、達していなくても状況判断によって国と協議したい」
-当初公開する意向だった対策本部会議が、非公開になった理由は。
「会議には医師会などの有識者が入っており、合意形成しないといけない。自由闊達に議論するためには、今まで通り(非公開)を望む強い意向があった。ワンチームになって対応しなければならず、強引に公開するのは合理的ではないと判断した。ただ、内容は(会見の場などで)しっかり説明していく」
-コロナ病床や宿泊療養施設の拡大は。
「一般医療とのバランスで難しい部分もあるが、各病院の意向を聞いて、受け入れの協力をしていきたい。看護師や動線の確保にも一定時間がかかるが、ホテルの増加もポイント」
-ワクチン接種についての考えは。
「対策本部会議でも(接種率の高い)高齢者の重症化率が下がっているということは、若い世代にもPRすべきだという意見が出た。若者が感染すれば一定重症化し、後遺症も出る。社会全体を守るためにも市町と連携してPRしたい」
-県民への呼び掛けは。
「これまでにないぐらいの危機感を持ってもらいたい。何度もお願いになって申し訳ないが、特に若い世代には、自分を守ることが家族やまわりの人も守るという自覚を持って責任のある行動を。お盆や夏休みに友人と集まるなどしたい気持ちは分かるが、できるだけ外出を控えてもらい、自宅で過ごしてほしい」
(まとめ・井川朋宏)
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