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新県政推進室の初会合で訓示する斎藤元彦知事(右から2人目)=11日午前、兵庫県庁
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新県政推進室の初会合で訓示する斎藤元彦知事(右から2人目)=11日午前、兵庫県庁

 兵庫県の斎藤元彦知事は11日、県政刷新の司令塔となる知事直轄組織「新県政推進室」の初会合に出席し、「私の思いを受けて庁内を調整してもらい、県庁をワンチームにして県政を前に進める役割を担う。思い切ってやってほしい」と職員に訓示した。

 初会合には、10日に就任した小橋浩一室長と、兼務の次長(局長級)5人、新県政推進参事(課長級)5人の全11人が集まった。

 斎藤知事は訓示で「公約で掲げた産業振興や観光振興、行財政改革を含め、しっかりやる」と強調。播磨灘、大阪湾の湾岸地域に企業誘致を目指す「ベイエリア再生」や、起業を志す若者が対象の「スタートアップアカデミー」、2025年大阪・関西万博の推進などに取り組む意欲を示した。県庁の働き方改革や情報発信力の強化にも当たる。

 また、当面は新型コロナウイルス対策で、部局の横断的な対応も担う。初会合でも、暑さが課題となっていた西宮市のワクチン大規模接種会場で冷風機を増設したことや、若者の感染を防いでワクチン接種を促すため、大学生の声を集めた動画を作る方針を確認した。(大島光貴)

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