7日朝に号砲が鳴る東京五輪の女子マラソンに、兵庫県尼崎市出身の前田穂南(天満屋)が登場する。子どもの頃から走れて泳げただけでなく、ピアノや絵画など「なんでもできる子」だった。メダル候補に挙げられ、虎視眈々と「金」を狙う25歳のルーツをひもとく。
前田は同市の園田地区で生まれ育った。両親と1歳下の弟の4人家族で、祖父母も近くに暮らしていた。母の麻理さん(47)は「活発で擦り傷だらけ。走ったらあかんよ、が口癖だった。温かいまちでみんなに育てられた」と振り返る。跳び箱や竹馬、スキーなど、すぐにコツをつかんだという。
小学生の時にマラソン大会で一度負けると、父を誘って一緒に練習した。「自分で黙々と努力して乗り越えるタイプ。集中力がすごかった。弱音を一度も聞いたことがない」と麻理さん。負けず嫌いな性格は変わらない。
美術教室では没頭してダイナミックな絵を描いた。ミニバスケットボールのチームにも所属。水泳はすぐにバタフライまで泳げるようになり、選手コースを勧められたが、「一通り泳げたから」と辞めた。2歳で始めたピアノはコンクールでの受賞歴もあり、周囲が「将来はピアニストに」と言うほど上達したという。陸上の強豪、大阪薫英女学院高校に進んでからも、卒業するまで続けた。
そんな前田が最も自己主張したのが「高校卒業後、(陸上で)実業団に行きたい」ということだった。走るのが好きということに加え、トップになりたいという思いもあった。中学生の頃、弟に「Jリーガーにならへんのやったら、なんでサッカーやってるの」と言い放ったエピソードからも「やるからには頂点」という強いこだわりがにじむ。
実業団で地道な努力を重ね、迎えた初めての五輪。真夏の札幌で「自分のパフォーマンスをしっかり発揮できるよう、粘って最後まで走りたい」と、全力で42・195キロを駆ける。ずっと口にしてきた「金メダル」を信じて。(金山成美)
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