第53代兵庫県知事に1日、就任した元総務官僚の斎藤元彦氏(43)。神戸市出身で、兵庫では戦後最年少の知事となった。県内での職務歴はないが、全国の離島や過疎地、被災地などで行政経験を積んできた。知事の手腕は未知数ながら、「多様な行政経験を生かし、古里・兵庫に尽くす」と決意を胸にする。一体、どんな人なのか。
斎藤氏は神戸市須磨区出身。中学・高校は愛光学園(松山市)で寮生活を送り、阪神・淡路大震災時は実家を離れていた。その後、浪人生活を経て東大経済学部に進学した。平成不況で家業のケミカルシューズ製造業が傾いたため、奨学金を受けて大学を卒業。政治や行政の役割を認識するきっかけになったという。
「いずれ兵庫に戻って知事を目指せ」。第38、39代兵庫県知事の金井元彦氏から、名を付けてくれた祖父の言葉にも影響を受け、総務省入省時から知事になる夢を抱き続けてきた。
30歳で出向した新潟県佐渡市では、市町村合併後の将来ビジョン策定を主導。当時の市長、高野宏一郎さん(82)は「地域の特色を理解した上で各地の有力者らと膝を交え、意見をまとめてくれた」と振り返る。
2011年の東日本大震災直後には福島県飯舘村に派遣された。東京電力福島第1原発事故で全村避難を余儀なくされた村内の防犯パトロール隊創設に尽力。元村長の菅野典雄さん(74)は「放射能から身を守りながら動き回り、政府と交渉してくれた」と話す。
宮城県庁での勤務時は、震災復興でマンパワーが不足する沿岸市町への職員派遣を求めて全国の自治体を行脚。大阪府庁では財政課長を務め、元上司は「予算編成では各部局の背後にいる事業者の思いや予算の必要性を鋭く察知し、素早く判断していた」と語る。
井戸敏三前知事(75)とも以前から顔見知りで、非公式で引き継ぎを行った際、「県内や県庁のことを把握しながら思い切ってやってくれ。コロナ対応は大変だがしっかり取り組んで」と激励されたという。
1日の就任早々、新型コロナウイルス対策連絡会議と全国知事会の会議に臨む。(大島光貴、石沢菜々子)
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