兵庫県知事選(18日投開票)で初当選した斎藤元彦氏(43)は、選挙戦で支援を受けた勢力が県議会(定数86)の過半数に大きく満たない「少数与党」の環境で、8月1日に任期のスタートを切る。9月定例会に知事給与・退職金カットの条例改正案を提出する構えだが、選挙で分裂した最大会派・自民党の合流は見通せず、改正案が可決されるかは不透明。自身が掲げる「県政刷新」のための施策を実現するには、主要会派との関係構築が鍵を握る。
投開票から一夜明けた19日、あいさつ回りに訪れた県議会で斎藤氏が真っ先に向かったのは、知事選で前副知事の金沢和夫氏(65)を応援した自民党(32人)の控室だった。応対した小西隆紀幹事長(55)の激励に、斎藤氏は「ご指導よろしくお願いします」と深々と頭を下げた。
自民党会派は知事選の支援候補を巡って分裂し、当時所属していた44人のうち11人が離脱。斎藤氏は、離脱組の11人に2人を加えた新会派「自民党兵庫」(13人)と、「維新の会」(8人)の後ろ盾を得て知事選に臨んだ。選挙は勝利したが、県議会定数の4分の1に満たない「少数与党」での船出に。7月末で退任する井戸敏三知事(75)が、主要会派による「オール与党」体制を築いていたのと対照的だ。
自民党会派は21日の総会で今後の対応を協議。報道陣の取材に応じた小西幹事長は「(斎藤県政には)全面対決ではなく、是々非々で臨む」とした。「公明党・県民会議」(13人)、立憲民主党や国民民主党の議員が多く所属する「ひょうご県民連合」(13人)も同様とみられる。
これらの会派が注視するのは、斎藤氏と「日本維新の会」との距離だ。迫る次期衆院選で維新と対決する自民や立民の警戒感は強く、県議の一人は「維新の看板である『身を切る改革』や『行財政改革』ばかりが先行するようでは、手は結べない」とけん制する。
自民党会派の内部では複数議員が会派を離脱するとの臆測も飛び交うが、総会では「一致団結」の方針が確認された。一方、離脱組の自民党兵庫は「(自民党会派の議員が)こちらの会派入りを望めば受け入れる」との認識を示すが、合流の兆しはうかがえない。他会派の議員は「議会の与野党の構図が決まるのは、自民のごたごたが落ち着いてからだろう」と話す。(金 旻革)
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