神戸の食品メーカー４社と人気ベーカリー８社が協力したキャンペーン「朝ごはん、食べとう？ＫＯＢＥパンフェス」が開かれている。各店頭で１１種類の“朝ごはんに食べたくなるパン”を期間限定販売。「パンの街神戸」を盛り上げる。３０日まで。

（貝原加奈）

　神戸の食の課題について神戸市と連携して取り組むプロジェクト「食べとう？ＫＯＢＥ」の一環。同プロジェクトチームに参加する、エム・シーシー食品▽カネテツデリカフーズ▽フジッコ▽六甲バター－の４社が中心となり企画した。

　特に若い世代の朝ごはんの欠食を減らそうと、市内の人気ベーカリーと「楽しく、気軽に、おいしく、栄養価が高いパン」をテーマに共同開発した。

　４社の定番商品を使って、各ベーカリーが新作を考案。フジッコ社の「丹波黒黒豆」をふんだんに使った洋菓子パンや、カネテツ社のちくわ「珍比良」ときんぴらごぼうを組み合わせた「珍比良御坊」など、今までにない遊び心あふれるパンが楽しめる。

　六甲バターマーケティング部の宇土沙央里さんは「自分の好みや生活スタイルに合うパンを見つけて」と話す。

　市内計１５店舗にて販売中。販売店舗などの詳細は公式ツイッターのアカウントから。各食品メーカーお勧めの「朝食に食べて欲しい商品」詰め合わせセットが当たるキャンペーンも実施している。