神戸

  • 印刷
松永選手に試合の感想を尋ねる子ども記者たち=神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場
拡大
松永選手に試合の感想を尋ねる子ども記者たち=神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場
「かなしきデブ猫ちゃん」の主人公マルも登場し、会場を盛り上げた=神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場
拡大
「かなしきデブ猫ちゃん」の主人公マルも登場し、会場を盛り上げた=神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場

 ラグビー・リーグワン1部のコベルコ神戸スティーラーズのホーム戦に合わせ、「神戸新聞デー」と銘打った読者参加型イベントが28日、「ユニバー記念競技場」(神戸市須磨区)であった。小学生が子ども記者として取材する「なりきり記者体験」では、目の前で熱戦を繰り広げた選手らに直接質問。子どもたちは、ラグビー選手の迫力を間近に感じ、目を輝かせた。

 「地域密着」を共に掲げるスティーラーズと神戸新聞社は、昨年12月にメディアパートナー契約を締結。トヨタヴェルブリッツ(愛知県)を相手に迎えたホーム戦を盛り上げようと、初めて開催した。

 子ども記者には、神戸市立西灘小6年の芦尾彩葉(いろは)さん(11)▽洲本市立由良小6年の中村太一君(11)▽尼崎市立大島小5年の松本実采(みこと)さん(11)-の3人が挑戦。試合前にはチームOBにも会い、試合の見どころなどを事前取材した。

 キックオフの際には、「ボールデリバリーパーソン」に選ばれた宮崎雄大君(9)=明石市立沢池小3年=が、スティーラーズの李承信(リスンシン)選手にボールを届けた。李選手の大ファンという宮崎君は「ありがとうって言ってもらえた」と喜び、試合に見入っていた。

 ヴェルブリッツに敗れたスティーラーズ選手への囲み取材では、中村君が次戦の勝利を期し、「次の試合までにどんな練習をしますか」と質問。松永貫汰選手は「気持ちを引き締めて、互いに足りない部分を指摘し合いながら練習したい」などと丁寧に答えていた。芦尾さんは「質問を考えるのは難しかったけど、選手に直接尋ねることができて楽しかった」と話した。

 会場には、本紙朝刊で連載した創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」の主人公・マルも現れ、愛嬌(あいきょう)を振りまいた。

神戸東灘話題
神戸の最新
もっと見る
 

天気(9月7日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 20%

  • 37℃
  • ---℃
  • 40%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ