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交差点脇で「有馬道」を示す道標。奥には六甲山地が見える=神戸市東灘区住吉宮町4
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交差点脇で「有馬道」を示す道標。奥には六甲山地が見える=神戸市東灘区住吉宮町4

 神戸に転勤して、まだ2カ月。取材で立ち寄った神戸市東灘区住吉本町の商店街に「ありまみち」の旗が踊る。有馬? 有馬温泉は六甲山地の向こう側のはず。なぜ、東灘で有馬なのか。

 神戸住吉ありまみち商店街で男性(35)に尋ねると「少し南に行くと石の道しるべがあるよ」と教えられた。確かに、国道2号の住吉交差点脇に「有馬道」と刻まれた岩があった。

 神戸市によると、有馬道は瀬戸内の海産物を有馬へ運んだ「魚屋道(ととやみち)」が起源。明治初期には温泉客が利用し、灘の酒も運ばれたが、1938年の阪神大水害で損壊したという。

 これを同僚に話すと、「地元の人は知ってるでしょ。私でも知ってるし」との回答。もっと勉強します。

(阪口真平)

【2017年7月12日掲載】

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