復興の「先駆者」は今－長田・真野地区から（上）弱まる「１・１７」の磁力｜神戸｜神戸新聞NEXT

2022/1/25 05:30神戸新聞NEXT

復興の「先駆者」は今－長田・真野地区から（上）弱まる「１・１７」の磁力

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　「皆むっちゃ若いな！」「髪なんか真っ黒やで」。映し出される写真に笑いが起きた。阪神・淡路大震災から丸２７年直前の１６日。神戸市長田区東尻池町６の真野地域福祉センターで、まちづくりに欠かせない存在だった、２人の故人をしのぶ会が開かれた。

　一人は追悼行事「１・１７ＫＯＢＥに灯りをｉｎながた」の実行委員長を長年務め、２００６年の暴力団追放運動でも先頭に立った和田幹司さん＝昨年７７歳で死去。もう一人は地域の青壮年組織「真野同志会」メンバーで元ミュージシャンの炭谷直宏さん＝２０１９年に６４歳で死去＝だ。

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