阪神・淡路大震災の発生から27年となる17日を前に、藤原台小学校(神戸市北区藤原台南町1)で14日、5年生の防災授業があった。教壇に立ったのは、生後4カ月の時に同市長田区の祖父母宅で被災し、自身や家族の経験を伝える同校の加藤千波教諭(27)。震災復興を願う合唱曲「しあわせ運べるように」の歌詞の意味や自分たちができることについて児童約40人とともに考えた。(名倉あかり)
祖父母宅は激しい揺れで階段が崩れるなどした。母は落ちてきた花瓶で頭にけがを負い、曽祖母はピアノと棚の隙間に入り込んだことから無事だった。まだ幼かった加藤教諭に震災時の記憶はなく、いずれも家族から聞いた話だ。それでも「次の世代につなぐ役目がある」と考えるようになったという。子どもに勉強を教えるのが好きで、教員を志すうち「神戸で先生になって震災を伝えたい」との思いが募った。
防災授業をするたび、伝えられる側から伝える側になったことを痛感する。教え子には「今住んでいる神戸のまちで本当に起こったことだとリアルに感じてもらいたい」と話す。
今回の授業では「しあわせ運べるように」を聞き、「誰に届けるための歌かな?」などと児童に問い掛け、作詞作曲した元小学校教諭の臼井真さんが歌詞に込めた思いを考えた。児童らは「『毎日を大切に生きてゆこう』は地震でたくさんの人が亡くなったから」などの意見を発表した。
加藤教諭は最後に「みんな震災を知らんやんか。先生も覚えてない。それでも何ができるのかを考えてみよう」と課題を出した。
授業を終え、男子児童(11)は「実際に経験した人から困ったことを聞いて、未来に備えたい」。女子児童(11)は「震災に遭った人を元気づけ、知らない子には震災を伝えるために曲を歌っていきたい」と語った。
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