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 衆院選小選挙区の兵庫1~4区で、自民党前職は1、3、4区いずれでも前回より得票率を落とし、1区で立憲民主党が議席を奪った。2区の公明党前職は前回より票を積み上げる盤石の戦いで議席を守った。日本維新の会は議席を得られなかったが、1、3区で前回候補者と比べ、得票率が上昇。共産党は候補者を立てた2、3区とも得票率を落とした。(古根川淳也)

■1区

 立民の井坂信彦氏は自民の盛山正仁氏に約1万4千票差をつけ、4度目の対決を制した。井坂氏は東灘、灘区で最多得票。得票率は36・9%で、旧希望の党から立候補した前回から4・4ポイント増やした。盛山氏は過去6回の選挙で初めて7万票を割り込んだ。

 維新の一谷勇一郎氏は得票率25%と前回の維新候補より8・7ポイント(約2万4千票)伸ばし、盛山氏とともに比例復活した。いずれも無所属の高橋進吾氏と木原功仁哉氏は伸びなかった。

■2区

 公明の赤羽一嘉氏が前回を約1万票上回る得票で9選を決めた。兵庫、北、長田各区とも票を伸ばし、得票率はいずれも50%以上に達した。

 一方、野党共闘が実現しなかった立民と共産は明暗が分かれた。立民の船川治郎氏は各区で得票率を前回(無所属で立候補)より10ポイント前後伸ばし、票数も約2万票増えた。共産の宮野鶴生氏は前回候補者より得票を約1万7千票減らす結果になった。

■3区

 自民の関芳弘氏が得票率を前回より7ポイント落としたものの、維新・和田有一朗氏の猛追をかわした。関氏は和田氏の地元・垂水区でややリードを許したが、須磨区の得票率が44%に達するなど、和田氏に約1万票の差をつけ、勝負を決めた。和田氏は次世代の党から立候補した2014年の衆院選より約4万票積み、比例復活を果たした。

 国民民主党の佐藤泰樹氏は13・5%の票を得たが及ばず。共産の赤田勝紀氏は最下位に沈んだ。

■4区

 自民の藤井比早之氏が安定した戦いで4選を決めた。ただ得票率は前回より7・9ポイント低い50%になり、得票数も約7千票減らした。有権者数の45%を占める西区の得票率が39・9%(前回比9・6ポイント減)と低迷したことが響いた。

 維新の赤木正幸氏は4区での立候補表明が今年8月と出遅れたが、西区の票の33%を獲得し比例復活。立民の今泉真緒氏は健闘したが届かなかった。

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