神戸新聞社提案の総務省モデル事業で、都多小学校(宍粟市山崎町中野)の6年生9人が情報通信技術(ICT)を活用し、郷土の歴史などを紹介する新聞を完成させた。15日には、地元の岩上神社のこま犬がオオカミだったことなど、取材での発見を記事と写真で盛り込んだ新聞を同級生の前で披露した。
児童らは10月以降、新聞作りなどを学び、3人ずつ3班に分かれて取り組んできた。
「神社見所(みどころ)新聞」を作った小椋柊汰君、坂井理純さん、前田留依さんのグループは、岩上神社にある夫婦杉が高さ45メートル、幹周り8・3メートルで、2本の木が1本になったものだと紹介。
新聞下段の広告スペースに「前田留依の三択うらない」などのコーナーも設け、本紙社員らの講評でも「新聞らしくて面白い」と評価された。
前田さんは「取材は緊張したけど、大事なポイントはまとめられたと思う」と手応えを話していた。(古根川淳也)
2015/12/16東京でICTシンポ 教育現場での活用事例紹介2016/3/4
教員×通信技術×新聞 教育現場の課題解決へ 神戸で勉強会2016/2/22
ICTで新聞作り 都多小児童 取材通じ魅力再発見2015/12/16
タブレット使い郷土新聞 西脇・西脇小 宍粟・都多小 ネットで披露2015/12/16
児童らが地域の歴史を取材 宍粟でICT活用授業2015/12/8
木造校舎など題材に新聞作り 西脇小でICT授業2015/12/4
ICT活用した新聞の作り方学ぶ 宍粟・都多小2015/12/4
播州織、木造校舎 取り組みは 西脇小児童 市長に取材 情報通信を活用、新聞製作へ2015/10/6