エッセー・評論

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 マスクをつけないと外出できない、まるで悪夢のような状況にいまわたしたちは落とし込まれている。だれか、どんな人かと、風采を見る、眼(まなこ)を探る…。わたしたちの視線が日に日に尖(とが)ってきている。なにも怪しむばかりではない。ひょっとしてあの人? 「どうしてるの?」と声をかけたいあまり、ということもある。

 新型コロナウイルスの感染が広がる以前から、少しずつだが街でマスクをつける人が増えていたような気がする。大半は花粉症の症状を抑えるためだろうが、身を隠していたいという思いもどこかあったのか。

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2020/4/30
 

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