丹波

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兵庫県議会の議場(資料写真)
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兵庫県議会の議場(資料写真)
大上和則氏
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大上和則氏

 4月9日に投開票される兵庫県議選・丹波篠山市選挙区(定数1)に、同市議会議員の大上和則氏(56)=同市=が12日、無所属で立候補することを表明した。現職の小西隆紀氏(57)が昨年末、任期満了での引退を表明。「志を引き継ぐ」としている。

 大上氏は三田学園高校、嵯峨美術短大卒。和歌山で陶芸の修行をした後、実家の丹波焼の窯元を継いだ。2016年の市議選で初当選し現在2期目。同日、議長に辞職願を提出した。

 大上氏は「より大きな視野で物事を考えたい。丹波篠山の発展・繁栄の力になれれば」と述べ、重要課題として、基幹産業の農業を守ること▽地域医療の体制維持▽気候変動に伴う防災体制整備-などを挙げた。

 大上氏の議員辞職に伴い、丹波篠山市長選と同日実施される市議補選は欠員4となる見込み。

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