エッセー・評論

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坂の上から見た海の光

坂の上から見た海の光

 きのうは朝早くに家を出て、市の健康診断に行ってきました。曇り空でしたが、東の方角にオレンジがかった金色の海が少しだけ見えました。冬は日の出がゆっくりだから、太陽もまだ下の方。ついこの間、山登りが好きな友人から教わったのだけど、こういう光を金波(きんぱ)と呼ぶそうですね。銀波もあるらしく、なんだかありがたい名前です。

 坂道の途中で、ネズミモチが黒い実をつけていました。白い小さな花をいくつも咲かせ、草のような、麦のような、野性的な芳香を振りまいていたのは初夏のこと。あれから半年が過ぎ、気づけばもう12月だなんて早すぎます。

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2022/12/11
 

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