エッセー・評論

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若葉色の朝に、きれいに磨いたミルクパン

若葉色の朝に、きれいに磨いたミルクパン

 起きて、カーテンを開けると、どこもかしこも若葉でいっぱい。きのうよりもさらに伸び、もうじき枝が隠れそうです。ついひと月前まで枯れ木だらけだったのに。若葉の緑は一色だけでなく、いろいろな色があります。うぐいす色、鶸(ひわ)色、抹茶色、グリーンと呼びたくなるような緑色、光の加減によって銀色に見える緑もあります。

 朝ごはんをすませ、ミルクパンを磨くことにしました。窓が明るくなったせいか、このところ把手(とって)のつけ根や注ぎ口の焦げつきが気になっていたのです。それで、起きてすぐ大きなボウルに重曹を溶かし、お風呂のようにミルクパンを浸してことこと弱火にかけておきました。

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2021/5/8
 

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