
この坂を下って六甲や六甲道に向かいます
朝ごはんを食べながらぼんやり窓を眺めていたら、遠くの方に船がゆくのが見えました。まっ白な波跡を残し、ゆっくりと進んでいきます。ツバメがつーっと空を横切り、海から山から風が吹き抜ける。今年もまた、六甲に夏がやってきたのです。
この間、私のHP「ふくう食堂」に懐かしい方からメールが届きました。私は驚き、嬉(うれ)しくてすぐに返事を書きました。送り主の了承を得、冒頭を引用させていただきます。
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