世界グルメサミットで２度最高賞のシェフ、淡路高で手ほどき 包丁さばき、料理に感嘆

2022/3/10 05:30神戸新聞NEXT

世界グルメサミットで２度最高賞のシェフ、淡路高で手ほどき　包丁さばき、料理に感嘆

生徒が栽培したチンゲンサイを手に、料理人の心得を説く山下春幸さん＝淡路高校

　世界最高の称号を２度獲得したシェフ、山下春幸さん（５２）が講師を務める特別授業が９日、兵庫県淡路市の淡路高校であった。調理系列・調理師コースの２年生２２人が、山下さんの包丁さばきを見学し、料理人の心得を学んだ。（内田世紀）

　山下さんは神戸市出身。芸術系の大学を卒業後、会社員を経て２６歳で調理師を志した。世界各国での修業を通じ、それぞれの良さを取り入れた「新和食」のスタイルを確立。２０１０年と１２年に世界グルメサミットで最高賞に輝いた。淡路市では、人材総合サービス「パソナグループ」が展開する観光施設で料理を監修している。

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